献血すると貰えるさまざまな記念品 ...

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献血すると貰えるさまざまな記念品 ~Bluetooth対応ワイヤレスイヤホンも

医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が10月7日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。献血記念品と献血後の注意点について解説した。

献血すると貰える記念品

ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」

献血すると貰えるさまざまな記念品 ~Bluetooth対応ワイヤレスイヤホンも

飯田浩司アナウンサー)妻がよく献血をしていて、「献血ルームに行くといろいろなものが貰えるのよ」と言うのですが、特典はいまどうなっているのですか?森田)献血者の善意に報いるために感謝の気持ちを表す品、献血の記念品と言われているのですが、これを提供しています。ただ法律上、有料での採血は禁止されていますので、売血とも取られかねないような処遇は一切行っていないということです。献血してくださる方の無償の善意によって、安全な血液を患者さんに提供できる仕組みになっています。記念品は、東京ではマフラータオルや特製クリアファイル、イラストポスター、Bluetooth対応ワイヤレスイヤホンなどもあります。オリジナルタオル、歯磨き粉などもあります。飯田)いろいろなものから選べるのですね。献血したあとの注意点ですが、まず献血したあとはお風呂に入れますか?森田)「献血後、2時間以上経ってから入浴するように」という指示があります。ただ当日のサウナは禁止されているようです。針を刺したところは強くこすらないでくださいという注意もあります。その他、献血後に注意することは、乗り物を運転される場合、十分な休憩(約30分以上)を取ってからお願いしたいということです。ジュース、特にスポーツドリンク、お茶などを十分に摂取してください。お酒を飲んだりたばこを吸ったりするのは、献血直後は避けてください。水泳やマラソンなどの激しいスポーツも避けていただきたいです。

採血時の「血管迷走神経反応」を防ぐ「レッグクロス運動」

新行市佳アナウンサー、森田豊氏、飯田浩司アナウンサー

新行市佳アナウンサー)献血に限らないことなのですが、注射針を刺されるのが苦手という方もいらっしゃいますよね。気分が悪くなってしまう場合もあるのかなと思うのですが、その辺はどうなのでしょうか?森田)献血の際、俗に言う気分不良が発生することがあります。正式名称は「血管迷走神経反応(vaso vagal reaction:VVR)」と言われています。針を刺されたことや、これから針を刺されるのではないかという不安がきっかけで、迷走神経という神経が刺激され、脈が遅くなったり血圧が下がったりすることがあります。献血者の約1%に起こると考えられています。睡眠不足や空腹のときなどに起こりやすい傾向があるため、こういう症状が出たら、我慢しないですぐスタッフに伝えることが大事です。血管迷走神経反応を予防するために、日本赤十字社では採血時に「レッグクロス運動」に取り組んでいます。新行)レッグクロス運動というのは何ですか?森田)レッグクロス運動というのは、採血中に横たわっているベッドの上で、足をクロスした状態で足の筋肉に力を入れたり緩めたりするのを繰り返し行う運動です。この運動を繰り返すことで全身の血液の流れがよくなり、献血に伴う副作用を予防することができると考えられています。飯田)レッグクロスだから、脚を交差するということですね。森田)交差させた上で、採血中は横たわっていますよね。脚の筋肉に「ギュッ」と力を入れたり抜いたりして、脚への血液の流れをよくするのです。よく採血をされたあとに貧血が起こると言うのですが、ほとんどの場合は貧血ではなく迷走神経の反射なのです。日本人はクラクラすると貧血が起きたと言いますが、もちろん貧血の場合もありますけれど、多くの場合は血管迷走神経反応によるものだと考えられています。