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「辺野古新基地に陸自常駐」報道にメディア・アンビシャス大賞 沖縄タイムスと共同通信が合同取材

米軍との実動訓練を行う陸自の水陸機動団=2020年2月、沖縄県金武町の米軍ブルービーチ訓練場

 札幌市を拠点に活動する市民グループ「メディア・アンビシャス」(代表・上田文雄前札幌市長)は2日、市民の立場から報道を顕彰する2021年「メディア・アンビシャス大賞」を発表した。活字部門大賞に、沖縄タイムスと共同通信による辺野古新基地への自衛隊常駐報道を選んだ。【写真】沖縄タイムス「『防人』の肖像」に優秀賞 新聞労連ジャーナリズム大賞 報道は同年1月25日付。陸上自衛隊と在日米海兵隊のトップが15年、陸自の離島防衛部隊「水陸機動団」を新基地に常駐させることで極秘合意していたことを特報した。 本紙の阿部岳編集委員と共同通信の石井暁編集委員が合同で取材し、成果は共同通信の配信で全国のメディアにも掲載された。選評では「会社の枠を超えた記者による連携」が評価された。 阿部記者は「共同通信の力も借りて全国に問題を届けることができた」、石井記者は「それぞれの得意分野を生かした試みだった。報道を見つけ、評価してくれたことがうれしい」とそれぞれ語った。 活字部門は25件、映像部門は38件の推薦が会員からあった。映像部門の大賞には「村本大輔はなぜテレビから消えたのか?」(BS12トゥエルビ)が選ばれた。

最終更新:沖縄タイムス

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