【山田祥平のRe:config.sys】老害上等...

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【山田祥平のRe:config.sys】老害上等、新しいカメラの古い使い方

パソコンより軽いカメラ

ニコンのミラーレスカメラ「Z fc」が発売された。

発表当初は7月下旬と案内されていたが7月23日の発売が決定されたものの、想定を超える予約数で、時間をいただく可能性がアナウンスされていた上、レンズキットの1つである「Z fc 28mm f/2.8 Special Edition キット」は十分な供給量を用意できない見通しとのことで発売が延期されている。どうもこの28mm単焦点レンズを作るための部品供給が遅延しているらしい。

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個人的には、最初、このカメラを購入するつもりはなかった。もう撮像素子がAPS-Cのカメラはやめようという気持ちがあったことや、ミラーレスのEVFに対して、今ひとつ、気持ちのよさがないことへの躊躇などが理由だ。また、センサークリーニングとボディ内手ブレ補正の機能がないのも気になっていた。

とりあえず触ってみようと思って7月5日に新宿のニコンプラザに行って実機を触り、スペックの気になるところをチェックしてきた。結果、愛用のD850とここまで違うのならまあいいだろうということで、その日のうちに量販店のサイトで予約した。

発売日が7月23日に決定したあとも手配中の表示が続き、前日になってもそのままだったが、23日の午前中に玄関のベルが鳴り、めでたく発売日当日に手にすることができた。恥ずかしながら、自分で所有する機材としては初めてのミラーレスレンズ交換式カメラへのチャレンジとなる。

購入したのは「Z fc 16-50 VR SL レンズキット」だ。ニコンのZマウントレンズは1本も所有していない。だから最初の1本となる。このレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」は、APS-CのZ fcに装着すると、35mm換算で24-75mmの画角が得られる。

135gという重量は常用ズームとしてうれしいし、最短撮影距離がワイド端で25cm、テレ端で30cmというのも使いやすそうだ。NCフィルタやフードが必要かどうかは迷うところでとりあえずペンディングだ。

Z fcの本体重量はバッテリやメモリカードを含んで445gなので、合計580gとなる。かろうじて634gの富士通(FCCL)製モバイルノートPC「LIFEBOOK UH」より軽い。

レンズの暗さはどうしようもないが、まあ、ISO感度を上げて帳尻を合わせるしかない。取材で使う場合、シャッター速度を遅くしての撮影がどんなに美しくても意味がない。被写体である人が動いてしまって被写体ブレを起こすからだ。だから、できる限りシャッター速度1/250未満を確保したい。