メルセデス・ベンツ史上最強スポーツカー誕生か？ AMG「GTクーペ」次期型、PHEVの威力がすごい！ | clicccar.com

■4.0リットルV型8気筒エンジンを搭載、モーターアシストで最大800psオーバーも

メルセデス・ベンツの高性能2ドアスポーツカー、AMG「GTクーペ」次世代型プロトタイプを、カメラが初めて捉えました。

AMG GTクーペは「SLS AMG」の実質的後継モデルとして2014年にデビュー。今回が初のフルモデルチェンジとなり、2代目へ世代交代されます。

凍てつくフィンランド山中でキャッチした市販型プロトタイプは、ヘッドライトなど、まだプレースホルダー（ダミーコンポーネント）が装着されていますが、ボディは生産型と見られ、黄色の外装色がルーフやバンパーから露出しています。

また、長いボンネットと短いオーバーハングなど、フロントエンジン、後輪駆動モデルの典型的なスタイルが確認できます。

市販型では、新型「SL」とプラットフォーム、および多くの技術コンポーネントを共有します。

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ただしエクステリアは大きく異なり、AMG GTではフロントエンドのエアインテーク、ヘッドライトなど「AMG One」ハイパーカーから影響を受けたアグレッシブなデザインが特徴となります。側面では、SL、Sクラス（W223）同様にフラッシュドアハンドルが搭載される可能性が高いです。

プロトタイプの後部は、SLと非常に似たレイアウトが見てとれますが、バンパーとディフューザーの下部に変更が見られるほか、水平基調のスリムなLEDテールライト、アクティブリアスポイラー、クワッドエキゾーストパイプが確認できます。

SLは丸みを帯びた柔らかなラインを持っていますが、AMG GTクーペは、よりシャープでエッジの効いた形状を特徴とします。

キャビン内では、最新のBMUXインフォテインメントテクノロジーを継承、SLと同様にセンターコンソールのほとんどをカバーする11.9インチのタッチスクリーンディスプレイを搭載、2＋2シートレイアウトで実用性が高められると予想されます。

パワートレインは、4.0リットルV型8気筒エンジンを搭載し、最高出力はグレードにより476psと584psを提供、そのパワーは「4Matic＋」全輪駆動で4輪全てに伝達されます。また4ドア「GT 63S Eパフォーマンス」の800psを超える高性能PHEVの設定が噂されています。

新型AMG GTのワールドプレミアは、最速で2022年秋とも伝えられますが、2023年秋以降と予想されます。

（APOLLO）